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るかるかβ

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福田宏先生新作・『■■後の世界』、連載開始!!

『ムシブギョー』の福田宏先生が新作引っさげてサンデーに帰って来ました!
オカリナサイっす!!

  gonoseka 1
  (引用:第1話扉画より)

扉絵では「ジュブナイル」などと謳っていたり、告知ツイッターではあだち先生の『タッチ』を印象付ける様なツイートをしてたりしていた本作…。
まあ実際、メインとなるっぽいキャラ3人は才能溢れる弟と彼と比較されっ放しの兄と言う双子の兄弟、そして彼らの幼馴染の少女…と言う、正にマンマな構図なのですがw

  gonoseka 2
  (福田先生の告知ツイート/画像クリックでリンク)

『■■後の世界』と言うタイトルや、扉画のアオリ等から、恐らくは何らかの時間をギミックとした構成の作品であろうことは推測できました。
一方、タイトルの一部マスキングの仕方(上掲扉画画像参照)にはちょっと不穏な気配も感じてはいたのですが…。
にも関わらず。
はい、正直言えば、まんまとやられました…我ながらウブなこってす orz
いやいや、私ってば、何でジュブナイル路線だと本気で信じ込んでたんだろ? (^^;;;;



いちおー警告ひょーじ (^^)

ここから先は、内容のネタバレに踏み込みますので、未読の方はここで立ち止まってくださいませ。
特に本作の場合、この第1話内における“転回する展開”を最大級に堪能するためには、ネタバレ回避必須です。
出来れば、第2話が掲載される来週までに第1話を読まれるか、いっそコミックス発売まで情報封印することを強くお薦めしますし、それまでは此処から先はお控えくださるのが吉かと。




ではでは。
以下、ざっとあらすじ紹介も兼ねて。

双子として生まれながら、5分早く生まれたことで“兄”として弟・祐人(ゆうと)の手本たろうと振舞ってきた大和(やまと)。
そしてその二人の幼馴染・みちる
子供の頃からいつも一緒だったこの3人がメインとなる模様。

  gonoseka 3

しかし、成長するに従い何時の間にか才能の悉くで裕人の後塵を拝し、他人から弟と比べられる事になった大和。
一方のみちるも天才と言えるほどに極めて優秀。
大和は、そんな二人に反して「なんの取り柄もない普通の」自分に軽く自虐的な念も抱きつつも、それでも裕人とみちると共に在ることの幸せを感じ、これからも共に在りたいって想いを抱いています。
いつかは優秀な二人は結ばれるのだろう…なんて、嫉妬ではなく、諦念じみた感傷を抱きながらも。
そんな彼の様子は、ホントに切ないです。

  gonoseka 4

一方、裕人とみちるについて。
この第1話では彼らの内心部分伺わせる様なモノローグが殆ど無い分、現時点では二人の本音部分は見えていません。
ここで明らかなのは、裕人が大和の持つ才能(?)について評価しているってこと位でしょうか。
ああ、確かに『タッチ』っぽい?w
ともあれ、作中では、少なくとも二人共が大和を含めた3人で在り続けたいって空気で描かれていますね(モチ、ミスリードの可能性はありますけれど ^^;)。

そんな微妙な三角関係。
普通にラブコメ展開を広げてゆける要素が完備されたこのキャラ配置!
ここにどんな具合に時間ギミックが関わってくるのかな?
SF版『タッチ』みたいな世界が展開するのかな?
例えば『タッチ』における和也の死、これを書き換える為に達也が奮闘する、そんな感じの物語もアリなのかな?
…ってワクワクしながら読んでいたところ。

  gonoseka 5

お、キタキタw
物語の理屈を超えて現れる転換の特異点!
そうそう、ジュブナイルはこうでなくちゃ!
大和は、この怪しい人物から時間移動のアイテム…腕輪…を託されるのですが…。

…ん?
でも、ここで妙な“縛り”が施されてるな???…と。

曰く

① ギミックの起動には呪文が必要。
② 時間移動者は未来の希望するポイントを選べて行けるワケではなく、どの時点に跳ぶのかはが全く不明。
③ この腕輪でタイムリープが行えるのは往復1回だけ。

まあ、①自体は単なる舞台装置的な印象ですし、今のところ大して大きな意味はなさ気?(この先、世界観の基と絡んでくる可能性も残ってはいますが。)

また、②も展開に幅を持たせるには、むしろ有用な設定かと思えます。
ままならぬランダム性故に、決して主人公の計算通りに事が進まないってのは、タイムリープ物でもある意味鉄板展開ですしね。

しかし、③は…どうなんだ?
これが読み切り作品なら、たった1回未来に行って帰って来るだけって設定でも、様々なプロットを立てられるでしょうけれど。
しかし、本作は連載作品。
タイムリープ物として長丁場を踏まえるのならば、むしろ何度も未来と現在(或いは過去)を行き来出来るってパターンの方が、作り手としてはやり易かったのでは?
タイムリープを繰り返す度にずれていく世界線(この概念、便利だなあw)…この場合は3人の相関関係と言ったところでしょうか…とそこで足掻く主人公。
このプロットの方が、相応のスパンを見込む連載作品には向いてると思うのですけれど。
なのに、敢えて未来情報を持った上での時間移動が1回しか許されないって“縛り”は…非常にその後の展開に制限をかけるのではないか?

…そんな風に訝しみつつ読んでいたんですよ。
そう、まだこの時点では、私はあくまで「ジュブナイル」の世界観に沿った中での読み進めてたんですよね。

その固定観念に縛られた私の脳を先ず揺さぶった第一撃が、主人公が移動した未来において目撃した急展開。

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唐突なる世界の終焉。
もたらしているのは仏の形を象られた化け物たち(?)
彼らが何者であるのかなど全く情報の欠落した状態の中で、しかし、無言で淡々と遂行される殺戮と破壊の世界が、唐突にやって来る。
もう、ね…。

 /人◕ ‿‿ ◕人\<わけがわからないよ!

いやいや、こういった人の命が理不尽に散っていく世界観って、正に『ムシブギョー』でも慣れ親しんだ福田先生の作風ではあるのですが…正直、今回は騙されましたわ (^^;;;;

でまあ、(おお、こういう事なら1回こっきりのタイムリープも、非常に大きなギミックに成り得るか?)と逆に納得。
それこそ、作中で主人公が短時間の間に組み立てた対処法は、まんまサバイバル物・バトル物としてこの後の作品展開に有意になり得るワケで。
私の認識もジュブナイル路線から漸く反れました f(^^;

が、しかし。
最大の転回は更にその直後に用意されていたのです。
この異常事態に備える為に、自分に許された時間的猶予を…自分がどれだけ未来に跳ばされているのかを…確認する主人公。
しかし、そこで提示されたその第二撃は…。

ここからは敢えて具体的には触れませんが…要は時間的猶予がないとだけw
しかし、これもう控え目に言ってもゲームオーバーじゃないっすか!www


例えば、作中と同じだけの時間的猶予しか残されていないとしても、それが自然災害の様に原因とそのもたらす影響が“理解”できる事象ならば、まだしも“生存確率を上げる為のワンアクション”位は可能かもしれません。

巨大地震が来ると解かれば、火を消し、屋外に出て広い場所に身を置くでしょう。
火山が噴火するのだとすれば、せめて頑丈な建物などに身を寄せて、降りかかる噴石による圧死リスクを少しでも下げましょう。
津波が襲来するのなら、高台に走るとか、それが無理ならせめて屋根に上るとか、救命具になりそうな浮揚性の物に身体を縛り付けるとか出来ましょう。
そのワンアクションだけでも生存確率に大きな差異は生まれるはず。

それが普通の自然災害であるならば、それこそ文明壊滅レベルの超大型災害で無い限り、生き残る為の術はまだしもあり得るんですよね。
例え作中程度の時間的猶予であっても。

でも、今回は何者とも知れない、いえ、何物とも知れない、そんな未知の存在がもたらす圧倒的な破壊と殺戮。
こいつらは生物なのか、無生物なのか。
知能があるのか、ないのか。
目的があるのか、否か。
…何一つ理解の外にある、そんな得体の知れない相手に備える為に残された時間としては…。

弟を、幼馴染を…最悪この二人だけでも助けられないかと必死に考えていた大和の希望は、ほんの僅かな瞬間で砕かれました。
大和には、一体どんな行動が取れるのか…絶望感しかないこの衝撃の展開の中、第1話は引きとなります。


…と言う感じでして、いやいや、第1話としては抜群な構成です!
日常から非日常への転回。
希望から絶望への転回。
言わば、『まどマギ』が第1~3話まで使って行ったプロットを、僅か1話で過不足なく見せ切った様なものです。
久々に、マンガ読んでて興奮しましたわ (^^)


そして、まだ何も見えて来ない段階ですが、既に伏線も張られている気がします。

例えば、みちるの思わせ振りな態度

  gonoseka 7

初読時はジュブナイル視点での眺めていたので、単に(実は大和への好意が結構イケテるんちゃう?)程度に受け止めていたのですが。
でもこうなると別の見方も可能でして、ひょっとして彼女は既に何かを知っていたのでは?…との疑念も。
或いは、彼女もまたタイムリーパーである可能性は?

例えば、大和が裕人より5分先に生まれていると言う設定
タイムリープによるズレとの符合(あ、これ書いちゃ時間のズレ具合判っちゃうかw)は、単なる偶然なのか、それとも何らかの連関が在るのだろうか?、とか。

例えば、1回だけのタイムリープって設定
5分(+滞在時間)後の世界から元の世界に戻る場合、今直ぐに戻るのならば全く何も出来ないでしょうが、滞在時間が長くなるほどに大きな意味が出て来るのではないか?、とか。
だって、戻る時間点が固定されているのなら、極端な話し10年経過後からでも月日時分のスタート時点に戻る事も可能なワケですからね。
積み重ねた経験値や情報知見により未来を変え得るクリティカルな“何か”を獲得した状態でなら、例え猶予が5分間だけだろうとも、過去に戻って何かを成し得るかもしれないのです。
この場合、1回しか戻れないって設定さへも、とてつもなく大きなアドバンテージになり得ましょう。
いや、その一方で、あの腕輪は一つだけなのだろうか?、って疑問も。

そして、そもそも腕輪を託した人物は誰なのか?、とか。
顔を見せていないこの人物…もしかして、この3人の内の(未来の誰か)って事はないのだろうか?、とか。

何より、大和が見せている不思議な能力
ある種の超感覚知覚なのでしょうけれど、恐らくは人の心の動きを“空気の匂い”として感じ取っている点。
これがどんな具合に作用していくのか、何よりも初見であろう殺戮の仏人に覚えのある匂いを感じた点も不可思議。

などなど…もう妄想のしがいがある描写がてんこ盛りw
次回以降も楽しみで仕方ありません (^^)
この緊張感をいい感じに持続出来る展開でありますよう!
第2話にも大いに期待しております。


さて、ちなみに福田先生のお師匠さんにはこんなツッコミされてましたので、補記w

  gonoseka 9



ところで。
この新連載に当たって、福田先生からイラスト頒布のサービスがございまして。
セブンイレブンのフォトプリント・サービスでイラストをご提供くださっています。
私も無論、プリントアウト済みです。

  gonoseka 8

中々綺麗な印刷がされまして、非常に嬉しい読者サービスですね。

方法は簡単。
セブンイレブン店舗設置のマルチコピー機にて、タッチパネルから「プリント」を選択し、「ネットプリント」頁で予約番号を入力すれば、画像が端末にダウンロードされますので、これをプリントアウト。
但し、イラスト自体は無料でご提供されてますが、セブンイレブンでのサービス利用に伴うプリント代実費は必要になります。
ポストカードにプリントアウトした場合、カラー印刷で一枚60円。
2種類プリントしても、缶ジュース1本以下のお安いお値段です (^^)

ちな、予約番号
大和&裕人ヴァージョン 43966325
みちるヴァージョン  14446684


いつまで利用できるサービスなのか解かりませんので、ご興味ある方はお早めにご確認を。

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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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